​うだりお

2014年4月、私は那覇空港へ向かう飛行機の中にいました。

機体の揺れも収まり、耳抜きによりリアルな雑音が頭に響く中、何気なく手にした機内雑誌に、興味深い写真が載っていました。

 

それは、ニューヨークのとある書店で、作家が一冊の本を紹介している写真でしたが、落ち着きのあるレトロ調の店内で、作家が本を手に立ち、その前に半円を描くように人々がひしめき合う、作家は身振り手振りで冗談を交えて話し、人々はリラックスした雰囲気の中、心に抱いた質問を素直にぶつける、そういった印象を受ける写真でした。

 

文中には【読み手とのフェアで対等な関係】の文字がありました。

まさにその通りだと思いました。そして、私もそうありたいと感じました。

 

このサイトはそんな思いから、作り手と読み手をつなぐ公式の場として設けました。

具体的には、近況報告の場、作品紹介の場、そして作品に対する意見や感想を募る場として活用していくつもりです。 今感じている『書きたい』という思いを大切に、気負いせずに末長く続けていきたいと思っておりますので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

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