短編小説『水木金の香り』のイメージギャラリーに『秋空に舞う黄葉』を追加しました。 空は、本作で主人公のボビーが心を投影する対象として描かれています。
見上ぐれば城屹として秋の空 (明治28年、漱石)
これは「正岡子規へ送りたる句稿その一」に所収された夏目漱石の俳句で、秋晴れの雲一つない空に真っ直ぐにそびえ立つ松山城を詠んだものです。今も昔も、秋の空には人の心を惹きつける何かがあるのでしょう。 広大で手が届かないほどに高い空。純粋で透き通っていて、爽快で吸い込まれるような青い空。何かと忙しい現代ですが、たまには芝生にごろんと寝転んで、空を見上げてみるのも趣深いかもしれませんね。イメージギャラリーはこちらから。
2015.11.24追記
ホームページ改変によりリンク先を短編小説『水木金の香り』ランディングページに変更。