最終回となる今回はこれまで続いた物語の種明かしとなります。
この回を先に読んでしまうと、返るものも返らなくなりますので(笑)、まだ読んでいない方は第1回から読むことをお勧めします。
1月から続けてきた連載小説ですが、気が付くと一年経っていました。 時が過ぎるのは本当に早いですね。連載を始めた当初は、ここまで長い物語は想定していませんでしたが、こうして書き終えて改めて読み返すと、色々と感慨深いものがありますね。最初の頃のぎごちない文章。二転三転したキャラ設定。未回収の伏線……。
年初に「連載をやる!」と決めて、見切り発車した連載でしたが、時間との戦い、イメージを文章に起こす作業との戦いだったような気がします。大変だった分、書く技術という意味で得るものも大きかったです。今は無事終わったことにほっと胸をなで下ろしています。改めて、連載小説『枠』をご愛読してくださった皆様、ありがとうございました。
本作品『枠』は、来年の夏頃に加筆・推敲をした後に出版する予定です。それまではホームページにて無料公開を続けていくつもりですので、ぜひお知り合いの方にも教えてあげてくださいね。
Photo by Vlastimil Vavra