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執筆者の写真うだりお

連載小説『蝶と僕』、第9回『別れ』を公開しました!


皆さん、こんにちは。

12月に入りました。平成最後の12月ですね。 もう少しで、30年間続いた一つの時代が終わろうとしています。

現在92歳の方は、大正、昭和、平成、そして新しい元号と4つの時代を生きることになります。 すごいですね。その間、どれだけ時代が変化してきたかを考えると、感慨深いものがあります。

テレビ、洗濯機、冷蔵庫、1950年代には3種の神器と呼ばれた電化製品が、今やどこの家庭にもある生活必需品になりました。自動車は燃費・安全性ともに向上し、現在は各社こぞって自動運転車を研究・開発しています。また、ソーラーパネルで自家発電した電気を、電気会社が各家庭から買い取る仕組みも登場し、電気の重要性は今後ますます大きくなっていきそうです。

それからインターネットの登場も忘れてはいけませんね。私が大学生の頃は、まだ56Kのモデムで電話回線を使って接続していました。ピーヒュルヒュルヒュルーと鳴ってからネットに繋がるあれですね(笑)。ですから、私がネットを使っていると、ルームメイトが電話をしたいから回線を切ってくれと言ってくることがよくありました。それが今は、一人一台のスマートフォンで、好きな時に好きなだけ接続できます。本当に便利になりました。

もちろん、技術以外に医療面でも、たくさんの新薬・治療法が確立し、それまで不治の病とされてきた病気も徐々に減ってきています。1947年に男性50.1歳、女性54.0歳だった平均寿命は、2017年の時点で男性81.1歳、女性87.3歳となっています(厚生労働省、大臣官房統計情報部資料、生命表より)。

この先、10年後、20年後、私たちの暮らしはどう変わっているのでしょう?

現時点で、人工知能によるビッグデータ分析や人間そっくりに話すロボットなど、タスクの自動化はどんどんと進んでいますから、人間とロボットの境は、今後、なくなっていくかもしれません。もしかしたら、自分の子供がロボットの友達を連れてくるかもしれません。そうしたら、私は何て言うでしょう。あなたが生まれる前にはペッパー君というロボットがいてね、その昔、まだ平成という時代に……。

もうやめておきましょう(笑)。

さて、連載小説『蝶と僕』、第9回『別れ』を公開しました。 https://www.riouda.net/wakare

今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。

Photo by StockSnap

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