皆さん、こんにちは。
平成最後の12月も残すところあと10日となりました。 お店からはクリスマスソングが聞こえてくるようになり、クリスマスも近づいてきましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?
さて、10月から続けてきた連載小説『蝶と僕』ですが、今回で最終回となります。
静岡の叔母さんから送られてきた夏みかんの箱。それを開けたところから始まった本作は、主人公である麻央の心の変化を書いた物語です。
本作のテーマは『他人の変化』。自分にとってとても大切な人が、自分の嫌いな人間に変わっていく。 麻央は、前回、その大切な人に対して抱いていた自分の気持ちに気が付きました。根っこの部分。それまで押し隠していた本当の気持ちですね。そしてそれを幼なじみの恭正と共有することで、それまで嫌だと思っていた『大切な人の変化』を自分の問題として消化していきました。気持ちに整理がつくと、周りの景色の見え方が変わることってありますよね。では、麻央の見え方はどう変わったのか。それは、最終回を読んでみてください。
それでは、連載小説『蝶と僕』、最終回『小舟の行き先』、お楽しみください。 https://www.riouda.net/kobunenoyukisaki
今週は3連休ですね。どうぞ楽しいクリスマスをお過ごしください。
Photo by jplenio