皆さん、こんにちは。
肌寒い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか? この先しばらくは、梅雨空が続くとの予報ですので、雨具は必需品になりそうですね。夏空はまだまだ先のようです。
今週の4日、参議院選挙が公示されましたね。道路わきの特設掲示板に選挙ポスターを目にした方も多いと思います。
私は毎回、投票には行くようにしていますが、現状の選挙運動のやり方は正直、あまり好きではありません。
普段何をしているか全くわからない人が、この時だけ、名前を連呼する。選挙カーで名前を連呼する。「本人です」というのぼりを上げて、自転車で町内を徘徊する。駅前に立ってひたすら握手を求めてくる。
私たちのどの意見を代表する人なのか、まったく見当もつきません笑。特に私の場合、子どもがまだ小さかった頃に、やっとお昼寝したと思って添い寝から起きたら、選挙カーが家の前を通り過ぎて子どもが目を覚ます、なんてことが多々あり、当時は、この『名前を連呼するだけの候補者』に衝動的な怒りを覚えたことを今でも覚えています笑。
そんなこともあり、私の政治不信は深まるばかりなのですが笑、今回からネット選挙が解禁になったというニュースを目にして、おっと思いました。もちろん、名前擦り込み作戦から政策中心の情報戦に変わるのでは、という期待を込めてです。
ところが、記事を読んでみると、どうもそういうわけでもなさそうです。 AbemaTIMESによると、ネットを使った選挙運動として、ウェブサイト、SNS、メール、有料ネット広告が挙げられていますが、候補者個人と政党、そして私たち有権者でそれぞれ使用できる媒体が異なるようです。政党は全ての媒体を使って投票を呼び掛けることができるのに対し、候補者は自身のウェブサイト、SNS、メールのみ、私たち有権者においては、ウェブサイトとSNSのみが許されているそうです。つまり選挙運動として、これまでの電話やハガキ、メールや訪問に加えて、SNSの使用が解禁されたと思ってもらえればいいと思います。SNSの影響力は未知数ですが、その利用者数や若者へのリーチを考えると、各政党と候補者のSNSでの情報戦が、今回の選挙結果を左右する鍵となるかもしれません。
では、普段SNSを見ない人たちはどうなるのか――。 結局は、名前を連呼する選挙カーが家の前を通り過ぎるのをじっと我慢するしかなさそうです笑。
さて、私の愚痴はこのくらいにして、
連載小説『特異点(仮)』、第14回『妙な記憶』を公開しました。 https://www.riouda.net/myounakioku
今週もどうぞよい週末をお過ごしください。
Photo by skeeze