top of page
執筆者の写真うだりお

特異点(仮)、第17回『ナノボット』を公開しました!


皆さん、こんにちは。

梅雨が明けました!

こちらでは、朝から水色の夏空が広がっていました。近所の公園では、地面に蝉の穴があき、車トンボが飛んでいます。いよいよ夏ですね。ただ今週末は、台風が東海・関東地方を直撃する可能性があるそうです。今週末は各地で花火大会の開催なども予定されていますが、お出かけの際は、雷雨・増水など充分にお気を付けください。台風が過ぎれば、東海、関東甲信、そして東北地方と、順を追って梅雨が明けていきそうですね。

今週は、宮迫氏・亮氏の闇営業問題で持ち切りでした。二人の謝罪会見を皮切りに、吉本社長会見、極楽とんぼ加藤氏の会社決別宣言と、先週末の参院選はすっかり影をひそめてしまったように感じます。

私も、宮迫氏・亮氏と吉本社長の両方の会見を見ましたが、見終わった私の第一印象は、『吉本の世間を巻き込んだ壮大な痴話喧嘩』といった感じでした。どなたかも言っていましたが、表の感情、そして裏の感情が先行して、事の本質が置き去りにされていた印象が残りました。事の発端は、吉本所属の芸人が反社会的勢力からお金を貰っていた、ということだと思いますが、現在は、神津連合会長(日本労働組合総連合会長)が「吉本所属芸人らは労働者性を持っている。それに基づいてきちんと権利があるし、保護されないといけない」と発言する(朝日新聞デジタルより)など、吉本という会社の抜本的な改革論にまで発展しています。

もちろん、吉本という会社が最初からそういう問題を抱えていた、というのはあるでしょう。特に昨今は、ブラック企業・働き方改革など、世間にも日本特有の古い企業体質を批判する力が付いてきましたから、それを改善する方向に力が働いていることには賛成です。

でも、それはそれ。これはこれ。

問題の根はもっと深いところにあるのでしょうが、いきなり深くは掘れませんからね。まずは地表に出た芽をどうするのか、再発防止も含め、今後の吉本の対応に注目していきたいと思います。

さて、連載小説『特異点(仮)』、第17回『ナノボット』を公開しました。 https://www.riouda.net/nanobot

今週もどうぞよい週末をお過ごしください。

bottom of page