皆さん、こんにちは。
大変長らくお待たせいたしました。
7月に休載した連載小説『特異点4(仮)』の公開を本日より再開いたします。
作品自体に違和感を覚え、書き直しを決めたのが7月でした。それから約3カ月、物語の再構成とキャラクターの再設定を行ってきたわけですが、本来であれば、この作業は1月からの構想設計の段階で終わっているはずのものでした。
本作は特異点シリーズの4作目とあって、過去3作で、いつどんなことが起こるか等の『起こらなければならない』重要イベントは、ある程度決まっていました。そのため、それらイベントを軸に物語を構想したことによって、なぜそれをするのか、どうしてそうなるのかといったキャラクターの行動や心情に対する想像が、最初の設計段階で足りていなかったと反省しています。
ホームページ上で小説を公開するようになって初めて、連載を途中で中断するという決断をしましたが、更新を楽しみに待ってくださっていた読者の皆さんには本当に申し訳なく思っています。
ただ、お時間をいただいた分、『特異点4(仮)』はより意外性や驚きに満ちた作品に生まれ変わったと思っています。そして、まだ構想の段階ですが、以前のものよりもこの作品で伝えたいテーマが明確になったと感じています。
ぜひ、お時間のある時に読んでみてください。
今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。
Photo by CherryLaithang
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