皆さん、こんにちは。
昨年4月から連載してきた『特異点4』ですが、いよいよ今回が最終回です。
連載の途中で3カ月にわたり休載するという初めての経験をした本作ですが、こうして最終回を迎えることができたことは大変嬉しく思っています。
これもひとえに、私の作品を読んでくださっている皆さまの存在が大きいなと、皆さまには心から感謝しています。
ありがとうございました。
本作は、推敲・校正の後、『特異点2069~稠林の迷い子編~』として、10月頃に電子書籍にて発売する予定です。
また、本作の初稿でもあるホームページ上の連載版は、8月末まで無料公開を続けていくつもりでおりますので、ぜひ皆さんのお知り合いやご友人など、周りの人に「この小説知ってる?」と広めていただけると、大変嬉しく思います。
さて、宣伝はこのくらいにして、特異点の世界に戻りましょう。
最終回は、前回からの続きです。
ネタバレになるのであまり多くは話せませんが、前回、サムは特異点の世界のからくりに気が付きました。今回はその延長線上で、自分は何者なのか、果たしてどこからやってきたのか、そういう部分を思い出していきます。そうです。意識の世界の中心にあるもの――自我――それに目覚めていくのです。
それでは、『特異点4』、最終回『自我』。
お楽しみいただけたら幸いです。
長期にわたるご愛読、ありがとうございました。
Photo by Aleksander
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