皆さん、こんにちは。
雨が続いていますね。5月も中旬に差し掛かって、いよいよ梅雨入りという時節ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。
気象庁によると、今年は例年よりも梅雨入りが早く、また雨量も多くなるかもしれないようです。河川の氾濫や土砂崩れには注意したいですね。
雨の時期というのは退屈ですよね。もうコロナで慣れたよという方もいらっしゃるかもしれませんが、雨が降っていると外出するのも億劫ですし、心も内に籠もってしまいがちです。
ただ、私はそういう心の内を見る時間というのも好きです。しとしとと降る雨の音に耳を澄まして、曇り空を見上げて、暖かい珈琲を飲む。ソファに横になって、静かな音楽を聴いて、静かな時間を過ごす。そういうのも嫌いじゃないです。うちには子どもが二人いますが、意外と静かなんですよ。目を閉じていたら、いるかいないか分からないくらいに。
それで昔の子どもは、梅雨の時、どうしていたのかなと思って調べていたら、面白い俳句を見つけました。
物指を もって遊ぶ子 梅雨の宿 (星野立子)
物指というのは物差しのことで、雨のために外で遊べず、旅館の中で物差しを振り回して遊んでいる子どもの姿が想像できます。子どもは遊びの天才ですからね。物差しだって遊び道具になるわけです。
なるほどそうかと我が家を覗いて、私も一句。
梅雨晴れも 動かぬ我が子 YouTube
さて、連載小説『特異点4(仮)』、第7回『毛むくじゃらの化け物』を公開しました。
今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。
Photo by tombud
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