top of page
執筆者の写真うだりお

連載小説『特異点4』、第8話『狩り本番』を公開しました!

皆さん、こんにちは。


一気に寒さが増して、冬の気配をすぐ傍に感じるようになりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。


先日もお伝えした通り、12月20日に新刊『特異点2069~冒疾の果て編~』が発売されます。


本作は、人工胎生企業の雄、スマートジェネティクスジャパンの内情を明かしつつ、その取締役である藤崎幸大のある思惑を描いています。


藤崎は社会的には強い人間ですが、人間的には弱い人間です。人間の弱さって、その人が窮地に立たないと、なかなか表には出てこなかったりしますよね。そしてそれが表に出てきた時に、その人がどう行動するかでも、その人のその後の人生が大きく変わったりもします。


藤崎は一体どんな弱さを抱えていて、それを知った時にどうしたのか。


気になった方はぜひ試し読みをしてみてください。

もっと詳しいあらすじや試し読みはこちらからできます。


さて、サッカーワールドカップでは世界の16強が決定しました。そしてその中に日本も入っています。ラウンド16では、前回準優勝の強豪クロアチアと対戦します。非常に楽しみです。運も味方につけて、まだ見ぬ世界へと勝ち進んで欲しいなと思っています。


そしてその裏で、敵基地攻撃能力保有の議論、社会学者襲撃事件など、この国では色々なことが起きています。


現代では、過去に例のないくらい、自分と異なる意見を目にする機会が増えていると思います。もちろん、『目を瞑る』、『受け流す』、『さっと逃げる』、そうする時も多々あると思いますが、いざ議論するとなった時には、お互いに歩み寄って、双方が妥協できる着地点を見出すことが大切だと思います。でも実際は、そうならないことが多いような気がします。なぜなら、それをするには時間もかかるし、体力も気力も必要だからです。つまり双方に覚悟が必要です。


でも本当はそういうことをこつこつと続けていくことが重要なのかもしれません。


国家、民族、人種、老若男女、家族、親子、夫婦……。


どんな単位でも同様だと思いますが、『相手に敬意をもって話をする』、これが前提になければ、異なる人間同士が共に生きていくのは難しいのかもしれませんね。


さて、連載小説『特異点4(仮)』、第8回『狩り本番』を公開しました。


今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。


Photo by carrrot (editted to add "gold badge")


Kommentit


bottom of page