皆さん、こんにちは。
いよいよ5月も最終週となりました。一週間が過ぎるのはあっという間ですね。
ここ数日は清々しい晴れの日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか。今が一年で一番過ごしやすい時節なんじゃないかと私は思っています。
さて、今週の更新です。
前回、最後の最後でマカを売らない決断を下した萩谷ですが、今回、萩谷はマカを連れてエスジーの教育センターに向かいます。子どもがすでに二人いる萩谷には、生まれたばかりのマカを自宅で育てる余裕がありません。萩谷はマカを教育センターの保育施設に預けるため、車で施設に向かいます。
それまで片時も忘れることなく世話をし、自分の子どもと同等かそれ以上に生まれてくるのを心待ちにしていた萩谷にとって、マカとの別れはとても切ないものです。後ろ髪を引かれる思いでマカを置いて去っていく萩谷は、帰りの車内で「清々しいほどの喪失感」に襲われます。
しかし今回のトピックはマカとの別れではありません。そんな切ない感情さえも一瞬で吹き飛ぶような出来事が萩谷の身に起こります。
それはシリーズ3作目『冒疾の果て編』にも登場した『緑色に光る男』……。
今回も、例の男が萩谷の前に現れます。
連載小説『特異点5(仮)』、第17回『現出』を公開しました。
今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。
Photo by Copilot
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