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執筆者の写真うだりお

連載小説『特異点5』、第19話『夢か現か』を公開しました

皆さん、こんにちは。


2024年も半分が過ぎました。いよいよ折り返し地点となりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。6月に入って雲の形が夏のそれに変わった気がします。もくもくと濃い噴煙のような雲です。初夏ですね。今にも蝉の声が聞こえてきそうです。


さて、今週の更新です。


前回は、柴崎を監視するサムとケンが、ファミリーカジノから出てきた柴崎の後をつけ始めたところで終わりました。


今回は、柴崎とサムの2度目の対面を描いていきます。


1度目は深夜のファミレスで対面しています。その時は柴崎が逃げ出しました。

柴崎はサムのことを、カミナリのトップで、政界や経済界など様々な分野に影響力を持っている怖い人と思っています。サムは、柴崎のことを自分と同じ不思議な力を持つ未知の人物『アヤンクマル』だと思っています。今回、サムは柴崎の本性を暴こうと自らが持つ不思議な力を見せつけます。


一方で、エスジーの地下研に閉じ込められているはる子の身にも、不思議なことが起こります。そしてはる子と話をするべく地下研にやってきた萩谷は、はる子の様子がおかしいことに気付き、はる子を『捨てる』よう有坂に指示します。


マカが誕生してから一気に動き出した特異点の世界ですが、これからどうなっていくのでしょうか。次回更新を楽しみに待っていただければ幸いです。



今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。


Photo by mucird

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