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執筆者の写真うだりお

連載小説『特異点5』、第24話『取り調べ』を公開しました

皆さん、こんにちは。


フルーツの美味しい季節となりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。


キウイ、バナナ、すいか、メロン、マンゴー。たくさんあって目移りしてしまいますね。夏のフルーツは高価な物が多いイメージですが、BBQやパーティーなど皆で集まる時に持っていくと盛り上がりそうですね。私のお勧めはキウイフルーツです。夜に食べると良いらしいですよ。疲労回復、腸活、安眠効果。おっと思った方はぜひ試してみてくださいね。


さて、『特異点5(仮)』も残すところ、あと2話となりました。


先週は、サムの視点から、特異点の世界とは一体何なのかを少しだけ説明しました。サム曰く、特異点の世界は、誰かがリアルタイムで「作り変えている」とのこと。誰かの意識が影響して、サムの能力にも制限が掛かるということ。もっと言えば、意識の強弱、つまり、より思いの強い方に世界が引っ張られるという、大胆な予測です。サムの考えに従えば、例えば、キウイは皆がキウイだと信じているからキウイなのであって、誰かが皆の思いよりも強くそれがバナナだと信じれば、それはバナナであると、そういうことになります。


前回は、サムの目の前で、地下道の両側にあったすべてのサイネージ広告が「マチの旅行記」の広告に変わりました。サムによれば、それは誰かの意識がそうさせたということになります。


今回は、それをしたであろう人物の取り調べの様子を皆さんに見ていただきます。



残り2話――。


今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。


Photo by Copilot

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