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執筆者の写真うだりお

連載小説『特異点5』、第4話『もう一人の超人』を公開しました

皆さん、こんにちは。


また厳しい寒さに逆戻り、今週はそんな一週間でした。

せっかく地面に開いた蟻の巣穴が雨で固くなっています。春の訪れはまだもう少し先のようです。


さて、今週の更新です。


前回は、過去の超人プロジェクトにおいて、早見と萩谷が衝突していたことを明かしました。超人プロジェクトの中で偶発的に発見された『エスウイルス』の扱いを巡って、二人の意見が対立したためです。二人はお互いに今でも当時の遺恨を引きずっています。その渦中の相手である早見から「久しぶりに飲まないか」と萩谷が誘われたところで前回は終わりました。


今回はその続きです。


今回、萩谷は早見に指定された居酒屋へ向かいます。そこで萩谷は、因縁の相手でもある早見から、柴崎の覚醒について聞かされます。これまで能力の発現しなかった柴崎が超人としての能力を示し始めているというのです。早見の目的は超人研究の継続にあります。しかしエスジーを退職した早見は、研究環境にアクセスできなくなっています。そこで早見は旧知の仲である萩谷に協力を依頼するのですが、萩谷には誰にも言っていない秘密がありました。



今週もどうぞよい週末をお過ごしください。


Photo by Copilot


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