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執筆者の写真うだりお

『特異点3』第16話『レアメモリ』を公開しました!

皆さん、こんにちは。


風がだいぶ秋らしくなってきました。

秋の匂い。乾燥した涼しい風が前から吹いてきたりすると、街路樹はそろそろ冬支度でも始めたのかなと思ったりもしますが、皆さんはいかがお過ごしですか。

先週の更新からもう一週間。いやまだ一週間……。

私にとっては一日一日が本当に飛ぶように過ぎていって、もう一週間かという気持ちです。


子どもの成長も早いもので、先日、漫画を読んでなかなか寝ようとしない子どもを注意したら、無視されました笑。子どもに無視されるのは初めてだったので多少驚きはしましたが、いよいよ反抗期を迎えたかと嬉しくも思いました。そして私自身、子どもの頃に夜遅くまで起きていて親に怒られたことを思い出しました。


子どもと接していると、度々、自分自身の幼少期を思い出します。それも突然です。そういえば、あんなことがあったな。こんなことがあったな……、と。そんな細かいことまでよく覚えていたなと自分でも感心するほど、当時の情景、親に対して抱いた気持ちを思い出すこともあります。まるで自分の幼少期を再体験しているようです。


人によっては嫌な記憶、辛い経験もあるかと思います。親との関係性によって、それをポジティブに受け取る人、ネガティブに受け取る人、様々だと思います。自分はこうされて嫌だったから子どもにはこうしよう。自分はこうやって育てられたから子どももそうあって欲しい……。


記憶って不思議ですよね。

周りの環境はとくとくと変化しているのに、記憶は、それが正であれ誤であれ、過去という時間軸のまま私たちの頭の中に残っています。

なぜなんでしょうか。


記憶はあらゆる生物に備わった生存システムだ、と言う人がいます。

またある人は、記憶は遺伝する、とも言っています。

もし仮にそうだとしたら、今のあなたの経験は、未来の人類にとってとても貴重な記憶なのかもしれませんね。


さて、連載小説『特異点3』、第16回『レアメモリ』を公開しました。


今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。


Photo by elvina1332


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