皆さん、こんにちは。
10月も終わりに近づいてきましたが、皆さんはお変わりありませんか。
私はこの一週間、物語の結末に追われながら忙しなく執筆を続けていました。
どうしよう、あと2ヶ月しかない……。なんて考えたら、とにかく書き終えなければというプレッシャーが、そりゃあもう、鉄の鎧のように両肩に圧し掛かってきて、毎晩寝る前に頭がフリーズする日々を送っています。
前にも言ったかもしれませんが、私は物語を書く時、予め結末を決めてから書き始めます。作品によっては、書き進むうちに結末を変えることもありましたが、それでも大抵の作品は、最初に決めたままの結末になっています。
今回の『特異点3～冒疾の果て編～』も、おそらくそうなるだろうと思っています。ただ、結末を最初に決めると言っても、その詳細は決めておらず、だいたいこんな感じで終わろうという、後味の種類というか、方向性というか、そういう構想初期のイメージを数行の文章で記しただけなので、終盤に差し掛かって改めてそれを見返すと、「どういうこと？」となることもあります。ハーフポイントを過ぎて、二つ目の山場を越えて、さあ結末に向かうぞって時に、「いやちょっと待って！」となることもあります。
今がまさにその状況です笑。
いざ書き始めたら、当初予定していた展開と違ってしまうこともあります。そういう時はいつも、結末までどうもっていこうか悩みます。そして時間に追われます。そして焦ります笑。
でも最後まで書き終えた時の充足感は半端ないです。だから途中では止まれません。
そういうわけで今週も、連載小説『特異点3』、第22回『カミナリ襲来』を公開しました。
寒くなってきましたので、風邪などひかれませんようご自愛ください。
Photo by Javad Rajabzade
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