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執筆者の写真うだりお

よいお年を!

皆さん、こんにちは。


もうすぐ2022年が終わります。

皆さんにとって、2022年はどんな年でしたか?


2022年は、私にとって、難しい1年でした。


年初に掲げた目標は2つ。

特異点シリーズの続編「特異点4」の執筆と「特異点3(冒疾の果て編)」の出版でした。


そのうちの1つ「特異点3(冒疾の果て編)」の出版に関しては、なんとか年内の出版に間に合いましたが、もう1つの「特異点4」の執筆は、残念ながら、公開途中での連載中止、そして書き直しとなり、年内に完結することなく現在に至っています。


特異点4の連載中止に関しては、以前にも言いましたが、構想設計段階における私の詰めの甘さが原因だと考えています。特に、ヒロインとして登場させたはずのキャラクターの特性が曖昧だった点、性格や人物像、ヒロインの過去、それらを熟考せずに書き始めてしまったことで、物語が進むにつれて動いてくれるはずのヒロインが動き出さなかった点、これらに尽きます。


この点、非常に反省していますし、今後同じことを繰り返さないようにしっかりと構想を練っていきたいと思っています。


そしてもう一つの要因として、単純に、私の力量不足だったのではないか、ということも考えています。今の私にこれを書く力がなかったと、そういうことです。


特異点シリーズは、構想の時点で、すでに複雑な世界観となっていました。時系列もそうですし、登場人物の役回りもそうです。ある程度、こうでなければならないという設定上の制限がありますし、この後に続く物語も考慮した時に、すべての作品を通じて齟齬があってはいけない物語でもあります。そういう意味で、『特異点2069』という物語は、まだ私が手を出してはいけない作品だったのかなとも思いました。


とは言え! もう手は出してしまっていますし、何よりも物語は動き出しています。そして幸運なことに、私の中の「書きたい気持ち」も続いています。


したがいまして、年は跨いでしまいますが、「特異点4」の完成は来年に必ず実現したいと思っています。


さて、そんなイレギュラーな年ではありましたが、本年も私の本を購入してくださり、また応援してくださった皆さまには、感謝の気持ちで一杯でございます。皆さまの率直な感想や批評はどんなものでも大変有難いですし、今の私を突き動かす原動力となっています。


2022年も応援ありがとうございました。


どうぞお体に気をつけて、よいお年をお迎えください。


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